ブログを移転します。

みなさま、ご無沙汰しております。

こちらでのブログ再開を目指していましたが、
どうも離れすぎて、気持ちが戻ってこないので、
この場所を一旦閉じることにします。


これまで長い間ありがとうございました。
さっき調べたら2000年から書いてたんですね。
ここも残してはおきます。


今後は、下記にてつらつらと書いていく所存でありますので
ぜひとも、清き一票を・・・じゃなかった、
まあ、気が向いたら見てやってください。


では!


●くぼの日々のよすが
http://hiroshikubo.tumblr.com/



NEW ORDER関連は、Facebookページ「JD culture」へどうぞ

「JD culture」を復活させます。

どうもごぶさたしています。
くぼです。


個人的なことで恐縮ですが
長かった修行期間(?)を終え、
次の段階へ踏み出そうとしております。


そこで、昔インターネット上で自由に活動していた頃の感覚を思い出したくて
2009年に閉鎖していた「JD culture」というNEW ORDER/JOY DIVISION
ファンサイトをFacebookページとして復活させることにしました。
Facebookアカウントをお持ちの方は、ぜひ「いいね!」をいただけるとうれしいです。


ピーター・フックが自身のバンドでJOY DIVISIONNEW ORDERのアルバムを
そのまま再現するツアーやファクトリーの財産の再活用を行う一方で
フッキー抜きのメンバーでNEW ORDERを再会したバーナード・サムナー。


なぁんか、ビーチボーイズの分裂劇とそっくりな動きですけども
ま、それぞれの人生。大切に生きてくれなはれ。


そんな感じで、いろんな動きを二つの勢力が行う「今」を
あたらしい「JD culture」では発信していきたいと思います。
どうぞ、よろしく。


【追伸】
そろそろ、イアン・カーティスの命日が近づきますね。
今年は日本でいうところの33回忌! イギリスでは関係ないでしょうけどね^^
その、墓参コーナーもちょっとだけ手を入れました。
ぜひ、お参りくださいませ。


※ちなみに、個人でのFacebookこちらです。よろしくお願いします。

やれやれですな・・

先日、「このメンバーで新アルバムをつくる」というブライアン・ウィルソンの発言を
ご紹介したばかりの、再結成The Beach Boysですが、
なんとまあ、こんなニュースが飛び込んできました。

音楽ニュースサイト「BARKS」から、記事を引用します。原文はこちら

ビーチ・ボーイズ、オリジナル・メンバー3人抜きのツアー続行に波紋

今週金曜日(9月28日)、ビーチ・ボーイズの50周年ツアーが最終日を迎える。現存するオリジナル・メンバーがそろった同ツアーは大成功だったが、マイク・ラヴはこの後、ブライアン・ウィルソン、アル・ジャーディン、デヴィッド・マークス抜きにしてビーチ・ボーイズのツアーを続けるとの声明を発表している。これにはファンだけでなくメンバーも失望しているようだ。

ブライアン・ウィルソンはCNNのインタビューでこう話している。「ガッカリしている。なんで、彼(ラヴ)はアルやデヴィッド、僕とツアーをしたくないのかわからない。僕らはすごく楽しい時間を過ごしてる。なんといっても、僕らが本物のビーチ・ボーイズだ」

また、アル・ジャーディンは、いまのラインナップで活動が続けられるよう嘆願書に署名するようファンに呼びかけている。

『Telegraph』紙によると、バンド名の使用権利を持つラヴはオリジナル・メンバーでのツアーを終了する理由をこう話している。「露出し過ぎないように気をつけなきゃいけない」「イーグルスは2年目、苦労した。チケットを5ドルで売るはめになった」

ジャーディンがスタートしたオンライン嘆願書には現在、6,000人近くの署名が集まっている。

ちなみにこの「再結成」以前は、マイク・ラヴとブルース・ジョンストン、そしてバックのバンドで
The Beach Boys」と名乗っていたのは事実で、元に戻った・・という見方もできる。
けれど、全員揃ったからこそ、いろんなことが実現したという事実が、まるでなかったかのよう^^


ビジネスマン、マイク・ラヴの考えでは、おそらく、
「新曲ももらえたし、この人気で当面は客も入りそうだ。ならば、粗利率の高い自分のバンドでやった方が
きっと収益もいいし、自分のバンドのメンバーにも顔が立つぜ」・・・と思ったに違いない。
ちなみに彼の息子も、このバンドのメンバーとして生計を立てているはずだ。


やれやれ・・このおじさんたち、一筋縄ではいきませんなぁ。
この調子では、ブライアンが表明していた「新作」も怪しい雰囲気が・・・。
まあ、そういう人たちですから、しかたないですねぇ。


今後の各メンバーの動きに注目しましょう。



来日インタビューより。アピールしたがるマイク、集中力のないブライアン。
このバラバラ感が、このバンドです^^

That's Why God Made The Radio

バタバタして、まったくこれに言及していませんでした。
今年発売の、これまた奇跡ともいえるアルバム「That's Why God Made The Radio」。

ゴッド・メイド・ザ・ラジオ~神の創りしラジオ

ゴッド・メイド・ザ・ラジオ~神の創りしラジオ


ブライアン・ウィルソンが参加したThe Beach Boysのアルバムとしては
1989年の「Still Cruisin'」以来の23年ぶり。

ブライアン・ウィルソンがメインのプロデューサーとしてみれば
1977年の「Love You」以来の35年ぶり。
そりゃあ、もう、発売時には期待大でした。


しかし、いざその銀盤を手に入れてみて、なんだかちょっと様子が違う??


The Beach Boys名義なのだから、もっとポップでロックな感じを期待していたし
もっと、マイク・ラブのヴォーカルがメインに来ると予想していたのですが
アルバム全般がミドルテンポな、メロウ風。


しかも、予想以上に、ブライアンのメイン・ヴォーカルが多い。
まるで、ブライアン・ウィルソンのソロにビーチ・ボーイズがゲスト参加したかのよう。


もちろん、たとえばブライアンのソロアルバム「That Lucky Old Sun」を
なかなかの傑作さと思っている自分もいるので、
ブライアンがヴォーカルだからうんぬん・・・ではなくて
要は「The Beach Boys」という看板に期待していたものが
さほど響いてこなかった・・という感じ。


もちろん、「The Beach Boys」ならではの、あのハーモニーもあるのだけれど
でも、やっぱりブライアン寄りという感じが強くて
前回のブログで書いたように「両方」の要素のミクスチュアを期待してしまっていたのが
どうもよくなかったのかも。


6月に、本作が発売になり、何度もiPodで聴きながら
夏本番になっても、うまく考えをまとめられないまま、
8月の「The Beach Boys」の日本公演を見て、もうアルバムのことを忘れていたある日。
それは、暑さの中に、秋の風が一筋、通り抜けていくような晩夏のある朝に
突然やってきました。


このアルバムの後半。10曲目以降の、夏を見送るような組曲的な部分が
突然、響いてきたのです。
通勤中にそれを感じ、休日に部屋でCDを何度も繰り返してかけては
「夏」にさよならをする感覚が、どんどんと心に沁みてきました。


冬に作ったアルバム(2月にレコーディングしたらしい)ということもあるだろうし、
また、彼らが年輪を増やしてきたから・・・かもしれない。
この後半が、このアルバムの聴きどころだと、やっと気づきました。
あとからチェックした音楽雑誌の評価でも、前半はアレだけど・・後半はいい的なレビュー。
気付くのが遅かったか?


いずれにしても、このアルバムを、ぼくはこれからも晩夏になれば聴くのだろう。


ただ、やっぱりね、もっとロックでポップな「The Beach Boys」を
聴いてみたいなと、とくに来日公演の熱いライヴを観たがゆえに感じていたところ、
なんと、来年2月から「ロックンロールなアルバムをメンバーでつくる」という
ブライアンの発言がネットのニュースで流れてきました。


奇跡のリユニオン、奇跡のアルバム、奇跡のツアー、奇跡の日本公演・・・。
もう、アラウンド70の皆さまに、これ以上期待するのは申し訳ないという気が
しなくもないのですが、でも、でも、でも、期待します!


というわけで、来年をたのしみに、生きていきます。

奇跡の再結成!The Beach Boys来日ライヴレポート part3

さて、そろそろThe Beach Boysの奇跡の(?)名古屋公演(2012年8月19日)について書いてみようと思います^^


The Beach Boysというバンドの大きな特徴は、マイク・ラヴを中心に海とクルマとサーフィンと・・的な「ライヴ・バンド」としての顔と、ブライアン・ウィルソンによる「内省的で緻密なレコーディング・アーティスト」という2つの顔を持つこと。


60年代半ば、アルバム『ペット・サウンズ』の制作時期に芽生えたこの「芽」、もしくは「ひび」は、どんどんと成長し、2つの面が隔離。さらにファンによってどちらを期待するかも分れていく・・という不思議なバンドとなったきたわけです。


ライヴ活動においても、その2つの側面は顕著。90年代に入り、ソロとして活躍するブライアン・ウィルソンは、それまで苦手だったライヴ活動を本格化し、その際もサーフィン系のヒット曲も演奏しつつも、『ペット・サウンズ』や『スマイル』等のマニア受けする楽曲を、これまたマニアックなミュージシャンを集めて、レコードそっくりに再現する、というライヴを繰り広げてきました。

一方で、60年代半ばから、事実上「ブライアンを除く」メンバーで、音楽活動を余儀なくされたThe Beach Boysは、R&B寄りだったり、ロック寄りだったりと、その時代に合わせて、アレンジをどんどんと施し、ドライヴ感あるライヴ活動を続けてきました。メンバーの死去があってもサポート・ミュージシャンで維持。売れるレコードは作れなくてもライヴは盛況という時代を長く続けています。


ぼくは、ブライアンのソロ・ライヴを大阪で、そしてThe Beach Boysのライヴをフジロックで、それぞれ観ていますが、同じような楽曲でありながら、それぞれの解釈でまるで違ったサウンドとして響いていました。そして、正直なところ、どちらもが片方の要素でしかない・・という現実を意識せざるを得ませんでした。2つの面が同じレコードやステージで融合してこそ、あのThe Beach Boysらしい魅力があると感じたからです。


さて、この50周年のライヴ。バックのミュージシャンの構成としては、ブライアン・ウィルソンが「レコードの音」を再現するために鍛え上げてきたバンドに、マイク・ラブ系のバンドの2名が参加、そして、The Beach Boysのメンバーが揃う・・という構成です。開演前は期待と不安でいっぱいでした。とくに、ステージの左側からブライアンとそのチームが、右側からはマイクとブルースが上ってきたときは「お金のために」一緒にいるのではないか・・とまで心配しました^^


最近のロック音楽のライヴは、全般的に、スクリーンの動画と音をシンクロすることが、だんだんと一般化していますが、The Beach Boysもその波をきちんとキャッチし、過去の映像やレコードジャケットをモチーフとした映像に乗せて、往年のサーフィン&ホットロッドの曲が、どんどんと押し寄せてきます。なんせ、当時の曲は2風程度の長さしかなく、さらにメドレー的につないだ部分もあるのですから、途切れることがありません。ぼくの前方にいた若い女性が、延々と踊っていたのも印象的でした。


サウンド的には、まさに「レコード通り」の緻密なブライアン・バンドのサウンドで、そこにやはり「なるべくレコードに近い」ヴォーカルとハーモニーを再現。たとえば、不在のカール・ウィルソンのパートは、ブライアンのバックバンドのダリアン・サハラジャが唄ったり、もう昔の声が出ないブライアンのファルセット・パートは、シェフリー・フォスケットが代行したりと。


ブライアンのライブであれば、どうしてもブライアンが全曲ヴォーカルだし、マイク・ブルースのThe Beach Boysでも、原曲の再現よりも、その時のノリに合った、違う声で唄いきっている傾向があったため、今回の再結成ライヴの「総動員そっくりさん大会」的な^^コンセプトはとても楽しく感じました。


そして、予想していなかったハイライトがやって来ました。スクリーンに映る、今は亡き、デニス・ウィルソンの映像と歌声に合わせ、バンドとハーモニーがシンクロする「フォーエバー」。続いては、同じくカール・ウィルソンの映像で「神のみぞ知る」。この演出はには、涙が出てしばらく止まりませんでした。


30曲以上のグレイテスト・ヒッツショー。去年まで、3つのバンドに分裂し、同じステージに立つ想像すらできにくかった「アラウンド70」のおじさんたちは、「プロ」としてしっかりとハーモニーを見せてくれたのでした。足を運ぶ前は「奇跡の再結成だから、これを一度見ればもういいや」と思っていたのですが、終わった直後の気持ちは「もっと観たい」^^ 人生の先達の生き方が力を与えてくれたと思います。


さて、この再結成ライブ。アメリカではアメリカツアーの模様を収録したDVDがすでに発売されている模様です。早く観てみたいものです。


Doin It Again [DVD] [Import]

Doin It Again [DVD] [Import]

奇跡の再結成!The Beach Boys来日ライヴレポート part2

えーと、前回かなり書き飛ばした感じの内容でしたので、
あとから読むとわかりにくかったんじゃないかと反省しました。


とくに、ブライアン・ウィルソンの声が変わったという記述は
おそらく実例を見ないとイメージがわかないでしょうね。


そう思っていたら、どういうわけか偶然に
Youtubeさんがぼくへのおすすめ動画に
ある動画を表示してくれていました。


この動画は、ブライアン・ウィルソンの声がいつから、
どう変わったのかをわかやすく見せてくれます。

どうです。すごいでしょ? 声も風貌も・・・。


ちなみに、今年の再結成や新アルバムまでを含めた
この動画の続編もありました。


全部見ていただいた方、ありがとうございました。

失くしたものを嘆くのではなく、立ち向かって進んできた。
このブライアン・ウィルソンの生き方は
落ち込んだ時も、ぼくに光を与えてくれます。


・・・そういうわけで、今日はこのへんで^^

奇跡の再結成!The Beach Boys来日ライヴレポート part1

今年はどういうわけか、盆と正月がいっぺんに来たような年でして、
春にはピーター・フックのライヴを観に大磯へ、7月にはクラフトワークを観に幕張へ、
そして8月中旬には、サマーソニックNEW ORDERを落雷荒れ狂う大阪で観た後、
翌日には、名古屋で結成50周年でリユニオンしたThe Beach Boysを観てきました。


金銭的に苦しいけれど、でもどれも観てよかった!
やはりライヴはその空間を共有しているわけで
DVDやCDとは違うものがありますよね。


それぞれ、書きたいことはありながら、ここ最近、おそらく人生で最大の多忙な毎日なもんで
何も書けないままでいますが、やはりそのなかでも特別ともいえる
The Beach Boysのライヴについて、ちょっと書いてみようと思います。


そのまえにお知らせ。
ずっとほったらかしている「はてな」のブログを
どれだけご覧いただいている方がいるのか不明ですが
最近はFacebookでの更新をメインとしていますので
もしよろしければこちらからご覧ください^^


さて、青天の霹靂で昨年に発表されたThe Beach Boysの再結成。
6月にはブライアンのプロデュースで新譜も出ました。

ゴッド・メイド・ザ・ラジオ~神の創りしラジオ

ゴッド・メイド・ザ・ラジオ~神の創りしラジオ


このアルバムを引っ提げて、しかもブライアン参加のワールドツアー。
あれだけ、訴訟しあったり、2006年には一度は一緒にアルバムを作りかけて破断したりと
もう、どうにもなんないくらい離れていたメンバー。それが一緒にステージに立つ。


当初は「ブライアンはツアーに同行しない」という噂もあったけれど、
朝のニュースでメンバーが揃って来日した姿を観て
「あ、これは夢じゃないんだ」と泣きながら頬をつねってました・・。


さて、ここでおさらいです。
80年代終わりから、ブライアンはThe Beach Boysと袂を分かち
ソロ活動を始めます。とくに90年代後半からは、実力派かつビーチボーイズマニアな
ミュージシャンを集め、「レコードそっくりな音を鳴らす」ライヴ・ツアーで
好評を博してきました。その白眉が2003年に、まずはライヴで再現された
幻の未完成アルバム「SMiLE」の再現ツアー。その後アルバムとしても発売されます。

スマイル

スマイル


このブライアンのライヴ。ブライアン本人が避けていた暗黒の時代の曲や
デモテープ段階のマニアックなアレンジを再現するなど、
音楽通には定評があったのですが、唯一の欠点は
どうしても「Brian Wilson」名義のツアーなので
すべてのヴォーカルがあのしわがれたブライアンの声だということ。


60年代に、美しい儚さを誇ったあの声は、ドラッグや喫煙により過去のものとなり
今では、村上春樹氏が「ブライアン再生装置」*1とまで呼ぶ苦労をファンに強いているという
そんな状態です。


一方で、ビーチ・ボーイズ。元々、ブライアン抜きでライブ・バンドとして
その躍動感には定評を持って活動していましたが、デニス、カールを失い、
アル・ジャーディンも脱退したあとは、マイクとブルースだけ・・というメンバー構成。
もともとライブ向きにライトなアレンジにする傾向もあって
最近のライヴは(楽しいけれど)これってコピーバンド?的な不思議感がありました。


さて、ここまで読んで、おわかりでしょう。
今回の再結成のライヴは、その両者の足りない部分を埋めることが
「理論上は」できるはずです(笑)
実質的にはブライアンの率いるマニアックなバンドに、ビーチ・ボーイズが勢ぞろいした構成。
コーラスを含めて緻密なバックバンドに、ホンモノのヴォーカルが揃う。
これは、長年求めていたものが復活するのではないかと。


でも、長年何度となく裏切られ続けた、ビーチ・ボーイズのファンは
どうしても疑い深くなっています。
「ほんとかなぁ?」・・と・
その場を自分で見るまでは、信じられないというか・・・。
そして、そうなってもいいように心の準備をするものです。


さて、実際はどうだったか・・は、また後日、いつになるかわかりませんが
こちらのページでお伝えする気持ちで、今はいます。
では、お楽しみに!


最後に、この一曲。



というわけで、再結成したThe Beach Boysの新譜から一曲お届けしてお別れします^^

*1:在りし日のブライアンの声を頭の中で補って再生するという意味でそう表現されていました^^